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旧端出場水力発電所
国の登録有形文化財である旧端出場水力発電所は、明治45年(1912)に完成し、昭和45年(1970)までの59年間、別子銅山の近代化を支えた大規模発電所です。明治後期の増大する電力需要に対応するために建設され、出力は当時、国内最大級の3000kWでした。発電に必要な水の取水は、山向こうの吉野川水系銅山川支流から引水し、東洋一といわれた597mの落差を利用して発電を行いました。ヨーロッパの教会を彷彿させる煉瓦造の重厚な外観、鉄骨トラスが支える内部の大空間に残された操業当初の発電機やペルトン水車が見所です。また、クレーンや制御盤、周波数変換機なども保存されており、明治から昭和へと変遷する時代を物語っています。
名称 | 旧端出場水力発電所 |
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住所 | 〒792-0846 愛媛県新居浜市立川町594番地 |
電話番号 | マイントピア別子 0897-43-1801、新居浜市役所別子銅山文化遺産課 0897-65-1236 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 毎年2月第3週の月曜日から金曜日までの5日間 |
料金 | 無料 |
駐車場 | マイントピア別子駐車場を利用 400台(障がい者用5台) |
Web | https://www.city.niihama.lg.jp/soshiki/dozan/hadeba2023.html |